白い建物が多いことから、「ホワイトシティー」の別名を持つ湖の都市、ウダイプル(Udaipur)。まるで映画のセットのような美しさで、多くの旅行者を魅了し続けています。
インドで唯一清潔と言える都市かもしれません。車のクラクションが鳴り響くデリーとうって変わって、こちらは静寂に包まれています。
ここでの見どころはずばり、宮殿を改築したホテルに宿泊できることです!
デリーから日帰りできる、飛行機で約1時間半、電車で約12時間の距離にある、ラジャスタン州の観光都市として人気を集めています。
宮殿ホテルに宿泊してみる
ウダイプルの目玉が、湖畔の宮殿ホテルです。屋外テラスで湖を眺めながら朝食を楽しんだり、伝統舞踊とディナー、サンセットクルーズ、ヨガなど、古の王宮文化も体験できます。
写真は17世紀のお屋敷を改造したホテル「ジャガット・ニワス・パレス・ホテル(Jagat Niwas Palace)」です。もう一つのおすすめは、人造湖であるピチョーラー湖に浮かぶ「タージ・レイク・パレス」。18世紀にマハラジャ・ジャガット・シン二世の避暑地だった宮殿です。オフシーズンなら一泊2万円ほどと、意外にお手頃価格で宿泊できます!
シティパレスを散策してみる
ピチョーラー湖のほとりに立つ壮大な宮殿です。1553年に建築が開始され、現在も南側にマハラージャ一族が住んでいます。一部は高級ホテルに改装されて宿泊できる他、博物館もあるので、最低でも1時間はかけて散策したいスポットです。
ちなみに、シティパレスからすぐ横にあるのが、ウダイプール最大の寺院「Jagdish Temple(ジャグディーシュ寺院)」。精巧な彫刻の見事さに感嘆の声を漏らすでしょう。相当な資力と労力を投じて作られたことが伺える、必見の建造物です。