インドの首都デリーは、ニューデリー地区とオールドデリー地区に分かれています。
正直に言うと、デリーは巨大な動物園のような街です。満街に動物の糞便の匂いが漂い、大街小巷には牛糞、羊糞、犬の糞、そして人の排泄物まで散らばっています。カレーの香りがどこからともなく漂ってきて、街角ではインド音楽が鳴り響いています。
それでも、デリーを訪れた人はこう言うんです:「ここには不思議な魔力がある」と。デリー観光のコツは、絶対にツアーを利用することです。個人で近寄らないか、何度も訪れて慣れるかのどちらかですね。歴史と現代が混在する独特の魅力を感じることができますよ。
ダシャラー祭りを体験してみる
毎年10月に10日間開催されるヒンドゥー教の盛大な祭り、ダシャラー。インド3大祭りの一つで、この時期にデリーを訪れると街全体がお祭りムードに包まれて、普段とはまた違った活気を感じることができます。
地元のマーケットでお買い物してみる
ジャンパスマーケットは、デリーの中心エリアにあるジャンパスロードのマーケットです。中に入ると地元の人たちが多く利用している庶民的な雰囲気で、観光客でも安心してお買い物を楽しめます。
多くのお店が所狭しと軒を連ねて呼び込みをしている活気溢れる光景は、まさにインドらしさを感じられます。サリーなどのインド特有の商品も豊富に並んでいて、旅行のお土産探しにもぴったりですね。値段交渉次第でかなり安く買えるのも楽しみの一つです。
商品の中心は衣料品や小物などのファッション製品なので、特に女性の方におすすめのマーケットです。インドならではのカラフルで個性的なアイテムがきっと見つかりますよ。
宿泊エリア
コンノートプレイス周辺エリアが特におすすめですね。賑やかなマーケットがあって、ラッシュトラパティ・バワン、ノースブロック、サウスブロックといった中央省庁などの人気観光スポットも近くにあります。インディラ・ガンディー国際空港からも車で約30分とアクセスも良好です。
デリーの平均宿泊料は大体8,500円程度、5つ星クラスのホテルでも20,000円ほどで泊まることができます。
シーク教寺院で無料食事を体験してみる
グルドワラバングラサヒブ(Gurudwara Bangla Sahib)は、シーク教の美しい寺院です。無料で入館できて、地下鉄Shivaji Stadiumから徒歩約10分の場所にあります。建築自体はそれほど特徴的ではありませんが、シーク教特有の制度である「無料の食事サービス」を体験できるのが魅力です。本当に素晴らしい宗教で、すべてボランティアの方々が運営されているんです。
インド最大級のモスクを見学してみる
ジャーマー・マスジド(Jama Masjid)は、インド最大のモスクの一つで、中庭では25,000人が同時に礼拝できる規模を誇ります。女性の場合は被り物を貸してくれるので安心です。外から眺めるだけでも十分見ごたえがありますよ。