スペイン南部アンダルシア地方の宝石、セビリア。世界遺産に登録された美しい旧市街、壮麗な大聖堂、そして情熱的なフラメンコの故郷として知られるこの街は、訪れる人々を魅了してやみません。マドリードから列車でわずか30分という好アクセスも魅力の一つですね。今回は、セビリアとその周辺で体験できる素晴らしい観光スポットをご紹介します！
夕焼けにセビリアの街が照らされて、最高にきれいですね。入場券に飲み物が付いてくるので、景色を見終わったら、下にあるバーでビールを楽しんだり、併設される市場で買い物をするのもオススメです。子供連れのファミリーにも最適ですよ！
世界遺産の旧市街を散策してみる
マドリードから列車でわずか30分、旧市街が世界遺産に指定されているセビリアに到着です。映画「スターウォーズ」の撮影場所としても有名なスペイン広場を散策したり、世界で三番目に大きい大聖堂「セビリア大聖堂」の美しいライトアップに感動できますね。ちなみに、セビリア大聖堂では、あの有名なコロンブスの棺を見学することができるんです。
ヨーロッパで見たどの聖堂よりも立派な大聖堂で、大航海時代の栄光を物語る金色の礼拝堂や、細かな装飾の美しさには本当に息をのみます。鐘楼から見下ろす大聖堂の全景も圧巻ですよ！
スペイン建築のホテルに滞在してみる
「アテネオ・セビーリャ」は典型的なスペイン建築で、なんとジャグジー付きのお風呂が楽しめます。徒歩圏内に地元らしいバル、レストラン、ショッピング街、そして大聖堂があって超便利な立地なんです。
スタッフの対応もとても親切で、ウェルカムドリンクやお菓子などの心温まるサービスをしてくれたり、セビリアの見どころも詳しく教えてくれます。お正月やクリスマスには、シャンパンとブドウの差し入れもしてくれるそうですよ。
アルカサル宮殿を探検してみる
14世紀に建築された美しい宮殿で、もちろん世界遺産に登録されています。今、欧米で大人気のドラマ「Game of Thrones」の舞台にもなったんです。「アルハンブラ宮殿」が有名ですが、アルカサルはアルハンブラ宮殿をコンパクトにしたバージョンといった感じで、2～3時間でゆっくり回ることができますね。
庭園もとてもステキで、孔雀が放し飼いされており、食べ物を持っていると追いかけてくるのが可愛いです（笑）。庭のカフェでのんびり過ごすのも本当にオススメ。朝10時オープンですが、混雑時は入場が1時間待ちになることもあるので、早めに行くのがコツですよ。
スペインの伝統行事を体験してみる
田舎町「ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ」では、毎年5月に「Feria del Caballo（馬祭り）」が開催されます。有名な馬の産地らしく、美しい飾りを付けた馬に引かれた馬車や、華やかなフラメンコ衣装を身にまとった女性たちのパレードを楽しむことができます。夜間はライトアップされ、会場には軽食を楽しめる店が軒を連ね、馬術競技大会も行われるんです。
毎年4月末頃に行われる「セビリアの春祭り」は、老若男女問わず楽しめる素晴らしいお祭りです。「パンプローナの牛追い祭り」と「バレンシアの火祭り」と並ぶ「スペイン三大祭」の1つなんですよ。
色鮮やかなフラメンコ衣装を着た人々が、一週間仕事そっちのけで踊ったり、カセータと呼ばれる仮設小屋で食事を楽しんだりします。ちなみに、カセータには誰でも入れる「プブリカ（公設）」とオーナーの知り合いのみが入れる「プリバーダ（私設）」に分かれているので、注意が必要ですね。
美しい白い村を訪れてみる
セビリアからバスで50分ほどの「カサレス、マラガ」は、丘に立つ美しい白い村です。かつては国王の居城があった街だったので、教会や貴族の邸宅などの歴史的建造物がたくさん残っているんです。
スペイン・アンダルシアの小さな街、カルモナ周辺は、見渡す限り一面がひまわり畑で有名な場所でもあります。見頃は6月頃で、その光景は本当に圧巻ですよ！
ピカソの故郷マラガを探索してみる
「マラガ」は世界的に有名な画家ピカソの故郷として知られています。古代ローマ時代やイスラム教徒に支配されていた時代の貴重な遺跡が残っており、もちろんピカソ美術館も見逃せない観光スポットですね。
古城ホテルでの贅沢な滞在してみる
街を守る城砦だった「ムーアの要塞」を、残酷王ペドロ1世が宮殿に改築したという歴史ある「パラドール・デ・カルモナ」での宿泊は特別な体験になります。宿泊が難しくても、レストランでの食事だけでも十分価値がありますよ。天気が良ければぜひテラス席で、その眺めは本当に素晴らしいです！一泊2万円という価格も、この歴史と景観を考えると案外お手頃だと思います。
