イラン・イスファンのおしゃれ観光スポット:実は親日家が多い

中東の隠れた宝石、イラン。多くの人が抱くイメージとは違い、実は親日家が多く、旅行者を温かく迎えてくれる魅力的な国です。古代ペルシャ帝国の栄華を今に伝える世界遺産や、美しいモスク、伝統的な街並みなど、見どころが満載のイランの旅をご紹介します。

イランは親日家が多く、片言の日本語で話しかけてくる人も少なくありません。旅行者にとってとても温かい国ですね。

ただし、イスラム教の戒律が大変厳しい国なので、飲酒も固く禁じられています。女性は観光客でも、頭髪や肌の露出を禁止されているので、服装には十分注意しましょう。

世界遺産エスファハーンを巡ってみる

エスファハーンの街並み

イランの真珠と例えられる美しい古都、エスファハーン。古くからシルクロードの重要な貿易の地として栄えました。1597年にはサファヴィー朝の首都として、政治、宗教、経済、文化の中心地となり、今でも壮大な街並みが残っています。

このイマーム広場(旧称:シャー広場)を取り囲むように観光スポットが集まっており、1日かけてゆっくり散策することができます。

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イマーム広場を散策してみる

大バザールの様子

イランを中心に栄えたイスラム王国「サファヴィー朝」の首都の中心部です。広場の周囲は2層のアーケードで囲まれており、四辺には青いアラベスク模様のタイルで覆われたイマーム・モスクや宮殿が配されています。

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大バザールで買い物を楽しんでみる

奥比扬奈村の風景

イラン人の日常が垣間見れる場所です。美しい工芸品、食材などあらゆるお店が集まっています。歩き疲れたら、水タバコを吸えるチャイハネ(カフェ)でひと休みするのもおすすめですね。

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ペルシア芸術を鑑賞してみる

アルメニア地区の教会

絹の輸出を中心に経済を発達させ、細密画、タイル、陶器などの美しい芸術が開花しました。バザール内でも素晴らしいペルシア芸術作品に出会うことができます。

シーラーズの庭園

山間の美しい村で、伝統的な建築と文化が今も残る貴重な場所です。赤土でできた家々が山肌に美しく点在し、まるで時が止まったような風景に心が癒されます。

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エスファハーンのアルメニア地区を探索してみる

ペルセポリス遺跡

アルメニア地区のヴァンク大聖堂では、キリスト教とイスラム教が調和して共存している姿を見ることができます。宗教の垣根を超えた美しい文化の融合ですね。

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ケルマーンを体験してみる

砂漠地帯の中心都市で、独特の文化と建築様式を楽しむことができます。伝統的なキャラバンサライ(隊商宿)や美しいモスクが点在し、砂漠の歴史を肌で感じることができる魅力的な街です。

シーラーズでペルシア文化を満喫してみる

詩の都と呼ばれるシーラーズでは、人々が美しい庭園で優雅なひとときを過ごしています。楽団が時々軽快な音楽を演奏し、お客さんたちが礼儀正しく拍手を送る、そんな文化的なひとときを体験できる街です。

マスジェデ・ナスィーロル・モスク(ピンクモスク)を見学してみる

別名ピンクモスクと呼ばれています。モスクにステンドグラスを用いているのはとても珍しく、光がステンドグラスを通ることで室内が色鮮やかに染まる姿がなんとも美しいんです!ステンドグラスに光が差し込むのは午前中だけなので、来館時間に注意してくださいね。

ペルセポリス遺跡を訪ねてみる

車をレンタルして少し遠出すれば、砂漠の中の古都・ペルセポリスという世界遺産を訪れることができます。紀元前6世紀に建設された古代ペルシャ帝国アケメネス朝の首都で、壮大な遺跡からは当時の栄華を感じることができます。

◆日本からのアクセス方法

成田・羽田・関空〜ドバイ〜テヘラン
約12時間 + 乗継2時間25分

成田〜アブダビ〜テヘラン
12時間50分 + 乗継2時間25分

◆旅行ベストシーズン

4、5月と10、11月が最適です。過ごしやすい気温で観光を楽しむことができますね。夏は40度を超える酷暑、冬は寒さが厳しいため、春と秋がおすすめです。

◆治安情報

現在、外務省より「渡航の是非を検討してください」という注意喚起が出されています。最新の情報を必ず確認してから渡航を検討してください。

◆市内での移動方法

バス、タクシー、電車が利用できます。タクシーは料金交渉制のことが多いので、事前に相場を調べておくと安心ですね。バスは料金が安く、地元の人々の生活を感じることができます。

◆言語について

都市部でも英語が通じることは少ないのが現状です。簡単なペルシア語の挨拶や数字を覚えておくと、現地の方々とのコミュニケーションがより楽しくなりますよ。「サラーム」(こんにちは)や「メルスィー」(ありがとう)など、基本的な挨拶を覚えておくだけでも現地の人との距離がぐっと縮まります。