リトアニア共和国・ヴィリニュスのおしゃれ観光スポット:教会のある町でのんびり

バルト3国の隠れた宝石、リトアニア。ヨーロッパの中でも特に旅行コストを抑えられる魅力的な観光地として、最近注目を集めています。歴史ある美しい街並みと豊かな自然、そしてお財布に優しい物価が魅力の国を、詳しくご紹介していきますね。

バルト3国の一員、リトアニア。日本からは馴染みのない国ですが、街を歩いていると「アジア人だ!」と驚かれるほどアジア系の観光客が珍しい場所なんですね。

実は16・17世紀頃はとても栄えており、歴史好きにはたまらない国なんです。食事やファッションはヨーロッパ並みにおしゃれなのに、ホテルが一泊1万円ほどと、他のEU諸国よりかなりリーズナブル。最低2日は観光を楽しめますよ。

国土の3分の1は森林に覆われていて、自然も豊かです。バルト3国それぞれに特色があって、エストニアはフィンランドと近い言語・文化、ラトビアは港町と田舎の風情、そしてリトアニアはポーランドの影響を受けています。走っている車もアウディやベンツが多く、服装もとてもおしゃれなんですね。

世界遺産「ヴィリニュス旧市街」を散策してみる

ヴィリニュス旧市街の美しい街並み

東ヨーロッパでも特に美しいリトアニアの旧市街を歩いてみましょう。迷路のように入り組んだ町に、ゴシック、ルネッサンス、バロック式の建物が並んでいます。おすすめの散策コースは「夜明けの門」から「大聖堂」まで。最後にゲディミナス城に登って、街を一望するのがベストですね。

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歴史ある教会群を巡ってみる

聖アンナ教会の赤レンガの美しい外観

ヴィリニュスには、教会が実に多いんです。上の写真は赤レンガでできたゴシック式の「聖アンナ教会」。内部にも入れて、ステンドグラスがとても美しいですね。このガラスを際立たせるためか、他の装飾はシンプルな作りになっています。

「ヴィリニュス大聖堂」の地下には多くの王家関係者が埋葬されています。13世紀から何度も改築され、現在の姿になったのは18世紀。ファサードが立派で、教会というよりギリシア神殿のような雰囲気ですね。

イエローの外壁が美しい「リトアニア大統領官邸」も見どころの一つ。金曜から日曜には無料見学ツアーが開催されています。近くにあるヴィリニュス大学も合わせて見学したいスポットです。

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トゥラカイ城へ日帰り旅行してみる

湖に浮かぶトゥラカイ城の美しい姿

ヴィリニュス郊外にある14世紀に建てられた古城です。元々は防衛のために作られましたが、戦いに勝利した後は住居として使われました。現在は博物館として、中世の貴族の生活を垣間見ることができます。湖の周りには、お土産屋さんや食べ物屋もあるので、ゆっくり過ごせますよ。

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リトアニア料理を味わってみる

リトアニアはお隣のロシアやポーランドと料理が似ています。おすすめはパイ生地に肉を詰めた「Kibinas(キビナス)」や、蒸し餃子に似た「コルドゥネ」、ビーツを使った赤くて熱いスープ「バルシュチ」、チーズとじゃがいものポタージュ「トリンタブルブスルバススール」など。どれも心温まる家庭的な味ですね。

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琥珀ショッピングを楽しんでみる

リトアニアは世界的に有名な琥珀の産地なんです。ネックレスや指輪をお土産にいかがでしょうか。街中の工房では職人が琥珀を加工している様子も見られて、興味深いですよ。

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2018年の歌と踊りの祭典を体験してみる

ヴィリニュスの旧市街で4年ごとに開催される素晴らしいお祭りがあります。メインの合唱に加え、「アンサンブルナイト」や「ダンスデー」などのパフォーマンスが行われます。出演者の多くは民族衣装を着て、白夜の中で独特な唱法による幻想的な歌を披露。一度聴いたら忘れられない美しさで、リトアニアの人々のノスタルジアを愛する国民性を肌で感じられます。

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■ 旅行前に知っておきたい基本情報

日本からのアクセス:
ヘルシンキ経由で所要時間は乗り継ぎを含めて約15時間です。

旅行ベストシーズン:
夏にあたる5月~9月がおすすめ。白夜も楽しめて最高ですね。

言語について:
ロシア語はよく通じます。英語は若者にはかなり通じるので、コミュニケーションもそれほど困らないでしょう。