グルジア・ジョージアのおしゃれ観光スポット

コーカサス地方の隠れた宝石、ジョージア(旧グルジア)への旅はいかがでしょうか?雄大な山々、古い歴史を持つ教会、そして驚くほどリーズナブルな物価が魅力的な国です。ワイン発祥の地としても知られるこの美しい国の見どころを、実体験を交えてご紹介します。きっとあなたも次の旅行先に加えたくなるはずですよ!

ソビエト連邦から独立したジョージアは、山岳地帯が多く、なんといっても物価の安さが魅力的ですね!一食200円以内で楽しめるのは、旅行者にとって嬉しいポイントです。

ロシアと国境を接し、南にはトルコ、アルメニア、アゼルバイジャンと隣接し、西は黒海に面している立地で、日本の約5分の1の国土を持つジョージア。まさにアジアとヨーロッパの十字路といえる場所にあります。

カズベキ山でトレッキングしてみる

ジョージアの風景

標高5000mのカズベキ山には、ゲルゲティ・サメバ教会があります。この教会を目指すトレッキングは大人気で、乗り合いタクシーでのアクセスがおすすめです。紅葉の時期は特に美しく、トビリシからの日帰りツアーも充実しています。

山上に佇む美しい教会からは、眼下にステパンツミンダの町を、背後には雄大なカズベキ山を望むことができます。ただし、天候に左右されやすいので、晴れ間を見計らって訪れるのがベストですね。

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アナヌリ城でワインの歴史を辿ってみる

美しい湖畔に建つアナヌリ城は、ジョージアを代表する観光スポットの一つです。16世紀から17世紀にかけて建設された要塞で、現在も良好な状態で保存されています。

ジョージアはワイン発祥の地として知られており、8000年もの長い歴史を持っています。現在でも伝統的な製法でワインが作られており、9月、10月のブドウ収穫時期には特別な体験ができます。

世界遺産を探索してみる

紀元前4世紀から5世紀に王国があったムツヘタの文化財群や、コーカサス山脈を越えて全長210キロに及ぶジョージア軍用道路など、見どころが満載です。

東部の山間部には、ダヴィッド・ガレジの荒涼とした大地が広がり、洞窟住居の景観に圧倒されることでしょう。アッパー・スワネティでは、勇猛な戦士たちの子孫が昔ながらの生活を今に伝える姿を見ることができ、人気の世界遺産となっています。

ジョージア観光の基礎知識

日本からのアクセス
日本からの直行便はありません。イスタンブール、アムステルダム、フランクフルト、ミュンヘン、ロンドン、パリ、ウィーンなどを経由して、首都トビリシの空港に向かうのが一般的です。モスクワからもデイリー運行があります。また、トルコ航空がイスタンブールから黒海沿岸のバトゥミに就航しています。最低17時間の所要時間を見込んでおきましょう。

旅行ベストシーズン
9月、10月頃がおすすめです。とても過ごしやすく、またブドウの収穫時期でもあるため、ワイナリー見学なども楽しめます。

治安について
残念ながら強盗事件が多発しており、薄暗い道で日本人が被害に遭うケースも報告されています。夜の外出は控え、駅周辺など治安の悪いエリアには近づかないよう注意が必要です。お酒が安く手に入り、ビールのジョッキが1ラリ(約55円)で飲めてしまうため、これらも治安悪化の一因となっています。

ホテルの相場
マリオットホテルのような高級ホテルでは200ドルを超えますが、100ドル程度あれば十分良いホテルに宿泊できます。

英語について
ホテルやお店では普通に英語が通じますが、一般の通行人にはあまり通じないこともあるようです。簡単なジョージア語を覚えておくと重宝するかもしれませんね。

主な観光都市を巡ってみる

  • トビリシ:首都。19世紀の美しい街並みが残る旧市街が見どころです
  • カズベギ:標高5000mのカズベキ山の麓にある山岳リゾート地
  • メスティア:アッパー・スワネティ地方の中心都市で、世界遺産にも登録されています