エキゾチックの代名詞といえば、やっぱりモロッコですね。迷路のような町並み、荘厳なモスクと王宮、そして雄大なサハラ砂漠。一度訪れたら忘れられない魅力がぎっしり詰まった国です。アフリカとヨーロッパの文化が交差する独特の雰囲気を、ぜひ体感してみませんか?
主な観光都市を知ってみる

モロッコには魅力的な都市がたくさんありますが、特におすすめの3都市をご紹介します:
- カサブランカ:モロッコ最大の都市。フランス保護領時代の貿易港として栄え、旧市街は世界遺産に登録されています。
- マラケシュ:モロッコ第4の都市で、「赤い街」として知られる観光の中心地です。
- フェズ:いくつものイスラム王朝の首都だった歴史ある都市。複雑に入り組んだ旧市街が特徴的です。
メディナの迷路を探索してみる

マラケシュは「ゲリーズ」と呼ばれる新市街と、「メディナ」と呼ばれる旧市街に分かれています。世界遺産に登録されている「メディナ」は観光客に大人気ですね。旧市街に赤い壁の建物が多いのは、この地で取れる赤土を使っているためなんです。
メディナで一番の見どころが「スーク」(市場)です。モロッコ雑貨がところ狭しと並び、ロバが荷物を運ぶ光景や、屋台での食事、お土産探しなど、地元のモロッコ人女性にも人気のスポットです。迷路のように入り組んでいるので迷子になりがちですが、それも旅の醍醐味!現金しか受け付けない店が多いので、小銭の準備をお忘れなく。
リヤドで本格モロッコを体験してみる

宿泊には、旧市街のリヤド(RIAD)が絶対におすすめです。リヤドとは、モロッコの民家を改築した民宿のことで、凝ったインテリアで「THEモロッコ」を感じられる場所なんです。夫婦が自宅で経営しているアットホームなところもあれば、24時間フロントデスクやエステ、ハマム(モロッコの蒸し風呂)が付いた本格的なところもありますよ。
特におすすめなのが、プールが素敵な「Riad Yasmine」。マジョレル庭園まで車で10分、マラケシュ駅まで車で5分の好立地で、併設レストランではモロッコ料理やコンチネンタルブレックファーストを毎朝提供してくれます。部屋には薄型テレビとエアコンも完備で快適ですよ。
マジョレル庭園の色彩に感動してみる


マラケシュにある「Jardin Majorelle庭園」は、1920年代にフランスの画家が造園し、後に有名ファッションデザイナーのイブ・サンローランが買い取ったため、その芸術性は文句なしです!コバルトブルーの建物と、巨大な南国植物(サボテン・ヤシ・バナナなど)が溢れ、インスタ映えする写真が撮れること間違いなし。
おすすめの楽しみ方は、朝早めに行って園内のカフェで朝食をとること。この時間帯は観光客も少ないので、ゆっくりと美しい庭園を満喫できますよ。
サハラ砂漠ツアーに参加してみる
サハラ砂漠を堪能したいなら、マラケシュ出発の朝日ツアーが断然おすすめです。ただし、隣国アルジェリアとの国境付近は治安が良くないので、参加前に行き先をしっかりと確認することが大切ですね。
最高級ホテルで王族気分を味わってみる

マラケシュの最高級ホテルアマンジェナ(Amanjena)は、広大な敷地に客室わずか40室という贅沢さ。お客2人に対してスタッフが10名もつくので、ホスピタリティは完璧です。夜はライトアップされたランタンがゆらゆらと揺れて、本当に幻想的な雰囲気。一泊7万円しますが、ハネムーンでぜひ奮発してみてください。一生の思い出になりますよ!
モロッコ最大のモスクに感動してみる(カサブランカ)


モロッコ最大のモスクにして、20世紀最高の芸術作品の一つ「ハッサン2世モスク」。1993年に建設開始から8年もかけて完成した傑作です。屋根が開閉できたり、冬に大理石の床がヒーティングされたりと設備は超近代的。10万人も収容できるんです。綿密な模様の彫刻は圧巻で、その美しさに心奪われること間違いなし。国民の寄付金と税金で建てられたというのも印象的ですね。アクセスはタクシーか徒歩のみなので、ツアー参加が無難です。
フェズの歴史ある町並みを散策してみる(フェズ)

モロッコの歴史上、いくつものイスラム王朝の首都が置かれた古都フェズ。世界遺産に指定された旧市街は、異国情緒溢れる路地に歴史あるモスクや革製品店、機織り職人のお店、スパイス屋や食べ物屋が立ち並び、その活気に圧倒されます。
上の写真はタンネリ(タヌリ)と呼ばれる革染めの工場です。染料の入った壷は圧巻ですが、かなり強烈な異臭がします。短時間なら健康に害はないので、住宅の上から眺めるのがベストです。フェズには100種類以上の手工業が営まれており、伝統的な技術の継承が大切にされているんです。小道がたくさんあって迷子になりがちなので、ツアー参加がおすすめですよ。
メルヘンなシェフシャウエンを散策してみる(シャウエン)


淡いブルーから濃いブルーまで、様々な青色に塗られた街シェフシャウエン。迷路のように入り組んでいますが、街自体は小さいので迷うことなく、ゆっくり写真を撮りながら散策できます。住宅はイスラム様式の建築で、3〜4時間はたっぷり楽しめますよ。
なぜ青なのかは諸説ありますが、かつてスペインから追われたユダヤ教徒がユダヤカラーの青に塗ったとか、夏の暑さを視覚的に紛らわすためなど、興味深い話がたくさん。スペイン語が浸透しており、すれ違う人に「オラー!」と声をかけられるのも新鮮です。夜、高台から見下ろす青い光に包まれた旧市街は本当に幻想的。山間部なので朝晩の温度差が激しく、厚手のジャケットの用意をお忘れなく。
モロッコグルメと体験
本場のモロッコ料理を堪能してみる

モロッコはイスラム国家なので、牛や羊など草食系の動物の肉しか食べません。ぜひ試してほしいのが以下の料理です:
- タンジア(香辛料が効いた牛や羊肉の蒸し料理)
- タージーン(土鍋を使った煮込み料理)
- バスティラ(鶏肉を焼いたパイ)
- クスクス(主食)
- モロッカンサラダ
- ハリラ(トマトベースのとろみスープ)
- ケバブ(羊肉か牛肉の串焼き)
- ケフタ(細長いミートボール)
野菜たっぷりでヘルシーな料理が多いのも魅力的ですね。ヨーロッパ、アフリカ、アラブを結ぶ交易地として栄えただけあって、様々な文化の影響を受けた奥深い味わいです。
サハラ砂漠でキャンプ体験してみる
サハラ砂漠をフルに体験したいなら、一泊キャンプが断然おすすめです!砂漠をラクダに乗って歩き、テントで羊肉のタジンなどのベルベル料理をいただきます。電気がないのでろうそくを灯し、テントの外に出れば満点の星空が広がります。砂漠のど真ん中で迎える日の出は感動的ですよ。砂よけのスカーフ、マスク、季節に応じた寒さ・暑さ対策を怠らずに準備しましょう。
おすすめのお土産を選んでみる
アルガンオイル:美容に良いとされるモロッコ原産のオイル。オリーブオイルの3倍のビタミンEを含んでいます。
バブージュ:モロッコ風ルームシューズ。カラフルで可愛く、友達へのお土産におすすめです。
モロッコ旅行の実用情報
日本からはフランス、ドバイ、カタール経由が人気で、所要時間は16時間からです。直行便はありませんが、乗り継ぎ地での観光も楽しめますね。
一年中雨が少なく常に乾燥していますが、ベストシーズンは気温が快適な春と秋です。夏は酷暑で40℃を超えることもあるので要注意。
アフリカ大陸では比較的治安は良いですが、ひったくりは日本よりも多発します。道案内をしてくれたと思ったら人気のない場所へ連れて行かれ現金を要求される可能性もあるので、熱心にガイドを勧誘する人にははっきり断ることが大切です。
街中にはプチタクシーが走っていて、メーターをちゃんと使えばリーズナブルで快適です。しっかり手を上げて乗車アピールが重要。乗り合いが普通なのもモロッコならではですね。

