女性一人でも旅行できる!スイス・チューリッヒのおしゃれ観光スポット

スイス最大の都市チューリヒは、治安が良く清潔で、女性一人でも安心して旅行できるのが大きな魅力です。雄大なアルプスの山々に囲まれたハイジの世界で山登りやハイキング、鉄道旅行を楽しむことができます。

ただし、世界一生活費が高い国だけあって、物価は日本の2〜4倍です。ちなみに、スイス人の平均年収も世界一で約1,200万円と、日本の3倍にもなります。スイスが永久中立国を維持するために生活用品を自国で生産しているため、コストが高くなっているのです。興味深いことに、スイスの放牧民は国から一人年間数百万円の補助金を受けているそうです。

 

インターラーケンでリゾート気分を満喫してみる

インターラーケン

スイスで最も人気の田舎町、インターラーケン。ブリエンツ湖のほとりにあり、夏は遊覧船やダイビング、川遊びをする地元民で賑わいます。ぜひ木造コテージで一泊してみてください。

もう一つの見どころが、トリフト橋(Trift Bridge)です。アルプスで最も長く、高い場所にある吊り橋で、その高さは30階建てのビルと同じ!到着まで2時間のトレッキングが必要ですが、辿り着くまでの景色も素晴らしいです。晴れの週末は大混雑するので、平日の訪問をおすすめします。

高級ホテルでアルプスの絶景を楽しんでみる

Chetzeronホテル

景色も素晴らしく、晴れの週末は大混雑するChetzeronホテル。テニスコートとカジノを完備し、アルプスの借景が楽しめます。少し値段は高めですが、その価値は十分にあります。

アルプス三名峰を制覇してみる

スイスワイン

ユングフラウ:インターラーケンかグリンデルワルトに宿泊。インターラーケンはリゾート地として完成されていますが、グリンデルワルトはもっと山に近く、部屋のバルコニーからアイガーがそそり立つ景色を楽しめます。

マッターホルン:ツェルマットに宿泊。多少値段が高くても、マッターホルンが見える部屋に宿泊することをおすすめします。

モンブラン:フランスとイタリアの国境にある名峰も、スイス側からアクセス可能です。

スイスワインを味わってみる

スイス人はワインが大好きですが、自国で飲み干してしまうため、輸出されることはほとんどありません。ワインの品質を高く保つため、国や地方が葡萄の生産量を制限しているからです。現地でしか味わえない貴重なワインをぜひ堪能してください。

ベルニナエクスプレスで絶景鉄道旅行をしてみる

アルプス三名峰

スイスのサンモリッツとイタリアのティラノを結ぶ登山鉄道。おそらく世界で最も美しい鉄道です。高低差1,800mを3時間で走り抜けます。展望席付きで、速度も毎時30kmと遅いので、絶景をゆっくりと楽しめます。

列車内に軽食やドリンクはありますが、食堂車はないので、お弁当を持参するとよいでしょう。こちらから事前予約が必要です。

プールから絶景を眺めてみる

エネットビュルゲンのホテル

チューリヒから1時間の町、エネットビュルゲン。おすすめは5つ星ホテル「ホテル・ヴィラ・ホーネク」です。4,000mを超える「リギ山」へのアクセスも便利で、ロープウェイや登山電車で展望台まで行けば雲海が見られます。

ミューレンでハイジの世界を体験してみる

ベルニナエクスプレス

チューリヒから鉄道で3時間にあるミューレン。崖に沿って1キロほど集落が続き、味のあるシャレー(尖った山小屋)が並びます。車の乗り入れを禁止しているため、静かで空気も澄んでいます。

駅前広場から、アイガー、メンヒ、ユングフラウの三峰が見えます。空中ケーブルを乗り継いでシルトホルン展望台を目指せば、スイスアルプスの大パノラマが待っています。

春から秋なら、アルメントフーベル(花の谷)からミューレンまでハイキングをお楽しみください。色とりどりの高山植物が咲く斜面は、ハイジで見るスイスのイメージそのもの。のんびりと草を食べる牛や羊に癒され、ランチは持参したサンドイッチとワインはいかがでしょうか。

中世の街ベルンを散策してみる

チューリヒ近郊のベルンは、中世の面影を色濃く残す都市です。小高い丘に築かれた旧市街の三方を蛇行するアール川が囲み、天然の要害として外敵の侵入を防いできました。

旧市街には、高さ100mの鐘楼を持つ大聖堂、16世紀から動き続ける時計塔、ヨーロッパ最長と言われる石造りのアーケードや地下のケラー(貯蔵庫)など個性的な建物が多数あります。

チューリヒから特急電車で約1時間、またはジュネーブから特急電車で約2時間でアクセスできます。

スイスグルメを堪能してみる

物価が高いので、カップラーメンを持参するのも一つの手ですが、せっかくなら本場の味を楽しみたいですね。

  • ラクレット:トロトロになったチーズを茹でたじゃがいもにかけて食べる料理
  • チーズフォンデュ:スイス名物の代表格
  • フォンデュ・シノワーズ:スイス風しゃぶしゃぶ。スープはマッシュルームや白ワインを合わせたアツアツのブイヨン
  • ブラートヴルスト:豚肉や牛肉で作られた皮の柔らかなソーセージ
  • フィレ・ド・ペルシュ:小さなスズキ科の淡水魚をフライやムニエルにしたもの
  • レシュティ:ジャガイモをフライパンでパンケーキのように焼き、カリカリに仕上げた料理

スイス土産を選んでみる

  • Lindt:高級チョコレートの代表格
  • 腕時計:Swatch、リベンハム、FHB、スイスミリタリー、モンディーン、ティソなど
  • スイスアーミーナイフ:実用性抜群の定番土産
  • Schuhチョコレート:スイスの老舗ブランド
  • エクセレント:スイスウォッカ
  • ラクレットチーズ:スイス発祥のチーズ

スイス旅行の基礎知識

日本からのアクセス

成田からチューリヒまでは直行便で12〜13時間です。

旅行のベストシーズン

4月〜10月がおすすめです。気候がよく、「連邦ヨーデルフェスト」や「スイス建国記念日」といったイベントも開催されます。