近代的な風景の一方で、各国のストリートフードを体験できるシンガポール。洗練された都市でありながら、庶民的な一面も持っているのが魅力ですね。そんな一度で二度も三度もおいしい、おしゃれな観光スポットを紹介していきます。ちなみに、富裕層の割合が世界一高いのは、税制が優遇されているからなんですよ。
ホーカーセンターでローカルフードを味わってみる
シンガポール名物といえば、やっぱりホーカーセンター!外食屋台が集まった庶民の台所で、リーズナブルに本格的な多国籍料理を楽しめます。地元の人々の日常を感じながら、美味しい料理を堪能してみてくださいね。
マリナベイサンズに最も安く登ってみる
豪華絢爛な高級ホテル「マリナベイサンズ」。一番の目玉は屋上にあるプールで、まさに宙に浮く気分になれます(高所恐怖症でなければですが)。夜景は最高で、朝6時から夜11時まで営業しているので、夜景を楽しむのもおすすめです。
さて、このプールに一番安く行く方法が、屋上レストランでミネラルウォーターを注文する方法なんです。私が行った時は一本12シンガポールドル、日本円にして約1,000円でした。これは知る人ぞ知る裏ワザですよ!
リトル・インディアでインド旅行気分を味わってみる
シンガポールにはリトル・インディアと呼ばれる、インド系移民の街があります。スパイスの香りが漂う本格的なインド料理が目玉ですね。おすすめは、米、肉、魚、卵や野菜にスパイスを絡めた「チキン・ブリヤニ」や、紹興酒のタレに漬けこんだ鶏肉を紙に包んで焼き上げた「ペーパー・チキン」です。
お土産には、インドの美術工芸品や手工芸品がぴったり!アーユルヴェーダ石鹸、タイガーバーム、ガラス製の色彩豊かなアクセサリー、美しい色のパシュミナ、ラインストーンで装飾されたバッグや小物入れ、パンジャビドレスなどが揃っています。
アラブストリートでアラブ文化を体験してみる
マレー系イスラム教徒で賑わう「アラブストリート」では、洋服に使う布地の店が多く立ち並んでいます。日本では珍しい布地が手に入るので、刺繍や裁縫が好きな方には興味が尽きませんよ。
おすすめの美食は、イスラム風のお好み焼きである「ムルタバ」、マンゴーを使ったスイーツ「マンゴーサゴwithポメロ」、そして香り豊かなアラビアンコーヒーです。
人気のお土産は、カラフルな香水瓶やアラビアンランプ、木や天然石、ビーズを使ったアジアン&エスニック風のアクセサリーや雑貨、マレーシアやインドネシア特産の「バティック」と呼ばれる布地、ビーズやスパンコールがついた洋服やワンピースなどがあります。
チャイナタウンで昔の中国にタイムスリップしてみる
中華系の人が住む「チャイナタウン」では、代表スポットのパコダストリートを中心に、中華雑貨を買ったり美味しい中華料理を楽しめます。夜遅くまで開店しているので、中華料理を食べながらビールを楽しむのも良いですね。
ぜひ味わいたいのが、シンガポールの定番メニュー「チキンライス」。さっぱりしているので、暑い天気にぴったりです。その他に、豚肉で煮込んだスープ「肉骨茶(バクテー)」、カニを一匹まるごと調理した「チリクラブ」、シンガポールのカキ氷である「アイスカチャン」もおすすめです!
お土産には、中国伝統アートである花文字、シノワズリー雑貨、サロンケバヤ柄のバッグが良いでしょう。
シンガポール植物園で自然を満喫してみる
シンガポール初の世界遺産で、しかも入場料無料ときたら、行かない手はありませんね。おすすめは雨上がりの散策です。涼しく、樹木が水を含んで生き生きとしています。逆に夏の快晴の日は蒸し暑くて長居できません。日曜日は地元家族で混み合うので、平日に訪れることをおすすめします。
アクセス:地下鉄「ボタニカルガーデン」駅前
果物の王様ドリアンを食べつくしてみる
フルーツの最高峰はやっぱり「ドリアン!」東南アジアでは実によく食べられています。パンケーキやシュークリームなどのスイーツにも加工されており、生で食べるドリアンとは違った風味や食感が楽しめますよ。チャレンジしてみる価値ありです!
ソフィテル ソー シンガポールで優雅に宿泊してみる
女性にぜひとも宿泊してほしいホテルです。フランスの有名ホテルブランドで、シンガポールの歴史的建造物を改装しています。交通の便が良く、空港送迎もあります。クラシックでエレガントな客室で、軽食、ドリンクとイリーのエスプレッソマシンが備えられています。これで一泊約2万円はお得ですね。
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シンガポール・フライヤーで絶景を堪能してみる
シンガポールを一望できる観覧車です。高さ135m、約40階建てに相当します。床以外は全てガラス張りでスリリング!平日の昼間でも行列が絶えませんが、けっこう早く乗れます。観覧車からの眺めは絶景なので、思い出づくりに最適ですよ。
クラーク・キーで夜景を楽しんでみる
若者におすすめなバーストリート、クラーク・キー。シンガポール川沿いにはオシャレなレストランが立ち並び、海が近いので潮風が気持ちいいんです。夜になると、噴水とカラフルなライトアップがなんとも幻想的。レストランでは多国籍なメニュー、バーでお好みのカクテルも味わえます。
レッドドットデザインミュージアムでデザインに触れてみる
ドイツの「レッドドットデザイン賞」ってご存じですか?その年の使いやすくて、おしゃれな商品に与えられる賞で、一流プロダクトデザインの勲章とされています。そのレッドドットデザイン賞に輝いた作品を一度に見れるのが、この博物館なんです。わざわざ立ち寄るほどではありませんが、赤い建物が目印なので、通りかかった際は入ってみましょう。中庭のカフェでくつろぐのもお忘れなく。
シンガポール旅行の実用的な基礎知識
アクセス方法
成田、羽田、中部、関西、福岡から直行便が出ています。所要時間はどれも約7時間ほど。その他にも、東南アジア(台湾や香港)経由で行く方法もありますよ。
ベストシーズン
年間を通して楽しめる気候ですが、2月頃の旧正月はお店が休みになるので避けた方が良いでしょう。また、11月から1月も雨が多いので注意が必要です。
市内での移動方法
一番便利なのは電車「MRT」です。ほとんどの観光名所に行けるうえ、運賃も安いんです!タクシーも料金体系が日本と同じなので利用しやすいですね。路線バスもありますが、ルートや降車のタイミング、支払い方法が複雑なため、旅行者にはあまりおすすめできません。