神秘的なアンコール遺跡群と豊かな文化が息づくカンボジア。東南アジアの隠れた宝石とも呼ばれるこの国は、一度訪れれば忘れられない深い感動を与えてくれます。今回は、カンボジア観光の魅力から実用的な旅行情報まで、詳しくご紹介していきますね。歴史に興味がある方も、グルメを楽しみたい方も、きっと素晴らしい旅の計画が立てられるはずです。
アンコール遺跡群を探検してみる
東京ドーム41個分の大きさを誇る巨大なヒンドゥー教遺跡群です。9世紀から600年余り栄えたクメール王朝の遺跡で、アンコールワット本体は12世紀に30年以上かけて建設されました。
遺跡群は本当に広大で、細かく見ようとすると一ヶ月はかかります。効率よく回るには自転車がおすすめですね。映画「トゥームレイダー」の撮影場所としても有名です。
訪問のコツ:夏に行くと暑さで体力を消耗するので要注意。お正月にはアンコールワットがライトアップされ、幻想的な姿を見ることができます。壁を埋め尽くす精緻な彫刻は圧巻の一言です。
カンボジアの人々にとって、アンコール遺跡は単なる観光地ではなく、仏の住む神聖な場所なんです。9世紀~14世紀に栄えたクメール王国の都として、王宮や寺院など700以上の遺跡が集まっています。
写真愛好家におすすめ:1000年の歴史を感じる素敵な写真が撮れます。生きた木と朽ちゆく遺跡のコントラストは、時の流れを考えさせられる美しさです。
アクセス:シェムリアップから車で約20分
楽天トラベルでカンボジア・シェムリアップのツアーの価格をチェック
カンボジア料理を味わってみる
「東南アジア料理」といえば、タイ料理やベトナム料理が有名ですよね。カンボジアはちょうどこの2つの国の間に位置しているため、両国の料理の特色を併せ持った独特の味わいが楽しめます。
ぜひ挑戦したい名物料理:
- タランチュラのフライ:勇気のいる一品ですが、現地の文化体験として
- プラホック:カンボジアの塩辛で、様々な料理に使われます
- アモック:ココナッツカレーのような味わいの代表的な料理
- サムロー・モチュー:酸味の効いたスープで、暑い気候にぴったり
カンボジア観光の基礎知識を確認してみる
日本からのアクセス
ホーチミン経由、シンガポール経由、バンコク経由のルートがあり、所要時間はどれも約10時間です。
ベストシーズン
乾季の11~3月がおすすめです。雨も少なく気温も安定しているので、観光には最適な時期ですね。
治安について
凶悪犯罪は少ないものの、外国人観光客の多いシェムリアップ市内やプノンペンでは、スリや強盗、いかさま賭博に注意が必要です。
言語
観光地では英語が通じるので、英語だけでも旅行は可能です。
服装・持ち物
1年を通じて日本の夏服でOKです。ただし日差しが非常に強いので、紫外線対策グッズは必須アイテムですね。
現地での移動方法
おすすめは自転車タクシー「シクロ」です。速度はゆっくりですが、その分市内の様子をじっくり観察できるのが魅力です。
主な旅行都市
プノンペン:カンボジアの首都で、行政・文化・経済の中心地です。美しい街並みから「東洋のパリ」と呼ばれるほどで、カンボジア国王の住居もここにあります。
シェムリアップ:観光の拠点となる街で、設備の整った豪華ホテルからリーズナブルなホテルまで、様々な宿泊施設が揃っています。アンコール遺跡群へのアクセスが便利な立地ですね。