古くからの王族や貴族の避暑地として愛されてきたシントラ。14世紀にジョアン1世が建てた夏の離宮をはじめ、多くの宮殿や豪邸が今も残っています。
ぜひ晴れの日に訪れて、童話のような色鮮やかな世界を体験してみてくださいね。
色鮮やかなペナ国立宮殿を散策してみる
シントラ最大の見どころである19世紀のロマン主義を代表する建築です。カラフルな色彩が映える晴れの日が一番美しく見えますね。昼以降は混雑するので、一泊して早朝に行くのがおすすめです。また、週末はポルトガル全土から観光客が集まり道が大渋滞になってしまいます。おとぎ話の雰囲気をじっくり満喫するためにも、平日の訪問がベストですよ。
シントラ山をハイキングしてみる
多くの観光スポットが点在する「シントラ山」を探検してみましょう。シントラ宮殿、ペナ宮殿、ムーア城、レガイラ宮殿などを見ながら山頂のムーア城まで登ります。シントラの町はもちろん、大西洋まで一望できる絶景が待っていますよ。かなりハードなコースなので、歩きやすい靴は必須です。体力に自信がない方は、タクシーやシントラ市の観光バスも利用できるので安心してくださいね。
旧市街の路地裏を探検してみる
世界遺産に登録されているシントラの旧市街。建物はとてもカラフルで、狭い石畳の階段を登った先には、おしゃれなカフェとショップが点在しています。歩き疲れたら、観光列車で街を回ることもできますよ。
半日かけて、旧市街の路地裏をのんびり探検してみましょう。静かでユニークな雑貨店やお店があちこちに隠れています。地図を片手に歩いていると、まるで広大な庭園を探検しているような気分が味わえますね。思わぬ発見があるのも、路地裏散策の醍醐味です。
ロカ岬で夕日を眺めてみる
シントラはユーラシア大陸最西端、ロカ岬（Cabo da Roca）への観光拠点でもあります。特に「地の果て」から眺める夕日の美しさは格別なのでおすすめです。風がとても強いので、長袖の準備は必須アイテムですよ。
黄金色に染まる空と海の境界線が、まさに絶景です。この美しい瞬間を目に焼き付けて、旅の思い出にしてくださいね。
シントラは一日では回り切れないほど魅力的な場所です。ゆっくりと時間をかけて、この童話のような美しい町を心ゆくまで満喫してください。きっと忘れられない旅になりますよ。
