イタリア・トスカーナ州の州都フィレンツェは、ルネサンス文化発祥の地として世界中の旅行者を魅了し続けています。ダ・ヴィンチやミケランジェロといった巨匠たちが活躍したこの美しい都市で、歴史と芸術、そして美食の旅を楽しんでみませんか?この記事では、フィレンツェの魅力的な観光スポットとおすすめの楽しみ方をご紹介します。
旧市街には、ルネサンス期の建築物が現存し、「屋根のない博物館」とも称されています。
もちろんダ・ヴィンチ、ミケランジェロなどの、ルネサンスを代表する巨匠の作品も見ることができますよ。
そんなフィレンツェのおしゃれ観光スポットを紹介していきますね。
ルネサンス建築を代表する「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」や、「ヴィーナスの誕生」で有名な「ウフィツィ美術館」など、見どころが盛りだくさんです。
トスカーナ地方の田舎町を巡ってみる
フィレンツェはトスカーナ地方の州都。イタリアでも一流のワインの産地として知られ、美しい山脈に囲まれています。特にブルネッロ・ディ・モンタルチーノは、11世紀から続く伝統のワインで、最低4年間の熟成が必要な高級品。バンフィ社のワイナリーも有名ですね。
日帰りで訪れることのできる魅力的な町々:
- アッシジ(Assisi)
- オルヴィエート(Orvieto)- 火山の噴火口に建つ美しい街
学院美術館では、ミケランジェロの傑作「ダヴィデ像」を間近で鑑賞できます。
シエナは特徴的な土色の建物で知られる美しい古都です。
シエナのパリオ祭は毎年7月2日と8月16日の2回開催され、世界中から観光客が集まる一大イベントですよ。
ヴィンテージファッションを買い漁ってみる
イタリアと言えば、ファッション!フィレンツェで開催されるVintage Selectionは、イタリアのヴィンテージショップが一堂に会するイベントです。個性的なメンズ・レディースファッションを求めて、世界中からバイヤーが集まるほどの規模。開催は年2回(1月と7月)です。詳しくは公式サイトをチェックしてみてくださいね。
世界遺産「ピサの斜塔」を見に行ってみる
知らない人はいないピサの斜塔。実はフィレンツェから車で1時間ほどで行けるんです。倒れそうで怖いですが、常にモニタリングしているので安心ですよ。
世界遺産「シエナ」に日帰り旅行してみる
フィレンツェから電車で1時間半。古都「シエナ(Siena)」に到着します。ここは13世紀にはヨーロッパ屈指の金融街であり、フィレンツェと勢力を二分する都市国家でした。街の中心「カンポ広場」には、ゴシック様式の建物が立ち並び、特に有名なのが「イタリアで最も美しいゴシック様式のファサード」を持つと言われる「シエナ大聖堂」です。旅で疲れたら、シエナ地方発祥の手打ちパスタ「ピーチ」も忘れずに味わってくださいね!
ミケランジェロ広場でフィレンツェの絶景を楽しんでみる
私は旅行に来たら、真っ先に高いところに登って、その街を見渡します。フィレンツェでおすすめなのが「ミケランジェロ広場」。地元カップルにも人気のデートスポットなんです。
夕方に訪れれば、夕日に照らされて刻々と移ろいゆく街並みを楽しめます。最後はライトアップされ、ストリートミュージシャンの演奏が始まります。まさに「この景色を見ずにフィレンツェを語るなかれ」といったところでしょうか。ちなみに、広場にある「ダヴィデ像」は偽物です(笑)
フィレンツェの伝統イベントに参加してみる
3月末の伝統行事:復活祭(スコッピオ・デル・カッロ)。中世の衣装をまとった鼓笛隊が行進した後、メインは正午に行われる「山車の爆発」です。具体的な内容は見てのお楽しみですが、「迫力がすごい!」とだけ言っておきましょう(笑)
フィレンツェ中央市場でグルメを堪能してみる
フィレンツェの美食が一度に体験できる「フィレンツェ中央市場」。価格もリーズナブルで、その場で食べられるので、観光客には嬉しいスポットです。
中途半端な時間に行くとメニューが少ないので、夕食の少し前がおすすめ。おすすめの料理は:フィレンツェ風ビーフステーキ「ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ」、フィレンツェ風牛の胃袋「トリッパ・アッラ・フィオレンティーナ」、イタリアを代表する前菜「クロスティーニ」などです。
お姫様気分のブティックホテルに宿泊してみる
16世紀の貴族の自宅を改造したホテル「Palazzo Tolomei」。室内には壁画、彫刻、油絵が飾られ、イタリアの歴史ある生活にどっぷり浸かれます。まさにお姫様気分を味わえるホテルですね。