北欧の美しい国、ノルウェー。雄大なフィヨルドや神秘的なオーロラ、そして洗練された首都オスロなど、一生に一度は訪れてみたい魅力的なスポットが数多く点在しています。今回は、首都オスロを中心に、ノルウェーの絶対に見逃せない観光スポットをご紹介していきますね。世界一物価が高い国としても知られていますが、その価値は十分にある素晴らしい体験が待っています。
実は、世界一物価が高い国として知られるノルウェー。生活用品にはなんと25%の消費税がかかるそうです!ノルウェー国民なら、この税金で高度な医療と教育を無料で受けられるのですが、観光客には少し痛い出費かもしれませんね。
ちなみに「ノルウェー」は「北への道」を意味しており、首都オスロの名前は古ノルド語で「神々の草原」という意味があるんです。
フィヨルドの雄大さに感動してみる

氷河の浸食作用でできたフィヨルド。学校で勉強した通り、実はこの「フィヨルド」という言葉はノルウェー語の「fjord」から来ているんです。断崖絶壁に立つスリルが味わえる「プレーケストーレン」をはじめ、世界最大のフィヨルドである「ソグネフィヨルド」、世界遺産にも登録された「ガイランゲルフィヨルド」など見どころ満載です。ベストシーズンは6月〜8月。雨だと視界が悪くなってしまうので、絶対に晴れた日を狙って行きましょう。オスロからツアーがたくさん出ているので、ぜひ比較検討してみてくださいね。
オーロラ観測にチャレンジしてみる

ノルウェーは、アラスカ、アイスランド、カナダと並んで、世界で最もオーロラを観測しやすい場所の一つです。天気に左右されるので、その日の天候によって観測ポイントを変えられるオーロラツアーを選ぶのがコツですね。オーロラを待つ間、小屋で暖かい飲み物を飲みながら休憩できるツアーだったら更にポイント高です。
ノルウェーからデンマークまでクルーズを楽しんでみる

長距離のクルーズが苦手な方でも、ノルウェーからデンマークまでなら一晩のショートクルーズなので気軽に楽しめます。夕方に乗船して、翌朝には到着するスケジュールです。片側の部屋からは美しい夕焼けを見ながらワインを一杯、反対側の部屋からは朝焼けを眺めながら朝食を堪能できますよ。船内には美味しいバイキングや免税店もあるので、退屈することはありません。運が良ければ、ハムレットの舞台になったクロンボー城も見ることができます。北欧最大の船舶会社DFDSが提供するクルーズがおすすめです。
伝統的な農場生活を体験してみる
テレマルク地方(サウエラードとシーエン)では、昔ながらのノルウェーの農場に泊まることができます。美術館で見た絵画のような美しい田舎の風景が広がり、伝統衣装を着てダンスを楽しむこともできますよ。まるでハイジの世界に迷い込んだような気分が味わえます。
国立美術館でムンクの叫びを鑑賞してみる
オスロの国立美術館では、世界的に有名なムンクの「叫び」を間近で見ることができます。実物を目の前にすると、その迫力に圧倒されること間違いなしです。ノルウェーが生んだ偉大な芸術家の作品をじっくりと堪能してくださいね。
世界遺産ブリッゲンを散策してみる
ベルゲンにある世界遺産の町、ブリッゲン。14世紀に作られた色とりどりの木造倉庫群が見どころで、現在はおしゃれなショップやカフェとして再利用されています。歴史を感じながらのんびりと散策するのが楽しいスポットです。
ノルウェーグルメを堪能してみる
ノルウェーはサーモンの名産地として有名ですね。新鮮なサーモン料理はもちろん、北欧ならではのトナカイ料理も味わえます。少し値段は張りますが、旅の思い出として挑戦してみる価値がありますよ。
観光の基礎知識
ノルウェーまでのアクセス
日本からヘルシンキやフランクフルト経由で16〜17時間ほどかかります。直行便がないので、乗り継ぎが必要になりますが、その分旅の楽しみも増えますね。
ベストな旅行シーズン
6〜8月が気温7℃〜22℃でベストシーズンです。ただし、あえて雪景色を見に冬に行くのもロマンチックでおすすめですよ。
オスロ市内での移動方法
• レンタサイクル:街をゆっくり回るのにおすすめ。どこで借りてどこで返してもOKなので便利です。
• トラム(トリッケン):本数が多く、観光スポットに行くのにも便利です。
• 地下鉄:市内の主要な場所へのアクセスに最適です。
• タクシー:流しのタクシーがないので、タクシー乗り場か電話で呼び出しましょう。料金はクレジットカードで支払い可能です。
• フェリー:運航は夏季のみ。オスロフィヨルドを眺めながら移動できる贅沢な交通手段です。
ノルウェーは確かに物価が高めですが、その分安全で美しい自然に恵まれた素晴らしい国です。女性一人でも安心して旅行できるので、ぜひ北欧の魅力を堪能してみてくださいね。
