大西洋に面したポルトガル第二の都市ポルト。この魅力的な港町は、ポルトガルの国名の由来となった歴史ある貿易都市として知られています。世界遺産に登録された美しい旧市街、世界的に有名なポルトワイン、そして独特の文化が織りなす風景は、訪れる人々を魅了してやみません。日帰りでも楽しめますが、数泊してゆっくりと滞在することで、この街の真の魅力を感じることができるでしょう。朝はかもめの鳴き声で目を覚まし、夕方はポルトワインを片手に港町の夜景を眺める、そんな贅沢な時間をお過ごしください。
大西洋に面したこの美しい街は貿易港として栄え、「ポルトガル」の国名の由来にもなったんですね。日帰り旅行もできますが、ぜひ数泊して滞在してみてください。
朝はかもめの鳴き声で目をさまし、夕方はポルトワインを飲みながら港町の夜景を楽しむ、そんな素敵な体験がここでは味わえます。
そんなポルトの魅力的な観光スポットをご紹介しますね。
路面電車で街を散策してみる
ポルトは徒歩でも十分散策できますが、ぜひ路面電車に乗って街を回ってみてください。車の運転に気を取られることなく、リラックスしながら町並みの観光に集中できます。この心地良いのんびり感が旅の醍醐味ですね!
世界遺産の旧市街を歩いてみる
世界遺産にも登録されているポルト旧市街。ドウロ川を望む丘の上にあるので、川を眺めながら坂道を下っていく爽快感が味わえます。ちなみに、ドウロ川に架かる橋が1886年に建設された「ドン・ルイス1世橋」です。この橋の上層部分から見える景色は絶景なので、ぜひ上がってみてくださいね!
ドウロ川沿いでのんびり午後を過ごしてみる
ドウロ川沿いは間違いなくポルト一番の見どころです。南岸にはワイナリーがずらりと並び、北岸には世界遺産の旧市街が広がっています。
おすすめは、ワイナリー側でのんびり午後を過ごすこと。市民の憩いの場にもなっていて、桟橋でお昼寝したり、読書を楽しむ地元の人たちで賑わっています。ここでゆっくりと対岸の旧市街の景色の移ろいを楽しんでみてください。
夜景を見ながら世界有数のワインを味わってみる
夜はぜひドウロ川南岸のワイナリーで見学と試飲を楽しんでください。ドン・ルイス1世橋のたもとには、ポルトワインの醸造所がずらりと並んでいます。
ポルトガルはヨーロッパ最古のワイン製造の歴史を持ち、特にここの「ポルトワイン」は世界的に有名なんです。日本ではなかなかお目にかかれないスーパーヴィンテージのポートワインを飲みながら、美しい夜景の写真を撮ってみてくださいね。
ポルトガル最大のアズレージョを鑑賞してみる
カルモ教会には、側面にポルトガル最大のアズレージョ(装飾タイル)があります。その美しい青と白の模様は圧巻ですよ。
ハリーポッターの舞台となった「レロ・イ・イルマン書店」を訪れてみる
1881年創設の「世界一美しい本屋さん」として有名です。ハリーポッターの映画でもこういう本屋さんが出てきましたよね。実際、作者のJ.K.ローリングもポルトで英語教師として滞在していた時期があり、よく来店していたそうです。
開店10分前には観光客で長蛇の列ができるという人気ぶり。入場料はかかりますが、一見の価値ありです。一応撮影禁止なのですが、みんなけっこうお構いなしに写真を撮っていました(笑)。
ポルトの観光におすすめの時期は4月から10月。特に5月から9月は晴天が多く、観光に最適です。夏場は日照時間も長く、夜遅くまで観光を楽しめます。
アクセス
日本からポルトへは、リスボン経由またはヨーロッパ主要都市経由でアクセス可能。ポルト・フランシスコ・サ・カルネイロ空港から市内中心部までは地下鉄で約40分です。
市内交通
ポルト市内は地下鉄、バス、路面電車が発達しており、アンダンテカードという共通乗車券が便利。旧市街は坂道が多いため、歩きやすい靴がおすすめです。
言語・通貨
公用語はポルトガル語ですが、観光地では英語も通じます。通貨はユーロ(EUR)。クレジットカードは主要な場所で利用可能です。
治安
ポルトは比較的治安の良い都市ですが、観光地ではスリや置き引きに注意。夜間の一人歩きは避け、貴重品の管理には十分気をつけましょう。